活動ブログ
2019.06.23
JSA組織作り研究事業部 定例会開催
■2019年6月18日(火) 18時30分~21時15分
■参加人数42名 ラヴィール岡山にて
今回は「真の組織づくりとは」をテーマに掲げ、堀江理事長より「組織作りに必要なこと」
の講話の後、経営理念やクレドなどを見える化し、社員のやりがいに繋げている会社
アイネットシステム株式会社 丹生谷 徹氏、株式会社山田車輌 山田 克浩氏 より
実践報告をして頂きました。
【堀江理事長講話より】
1.JASでの組織作りの定義は、社員のやる気が高まり、目的・目標に向かって組織全体
が自主的、且つ効率的に動く各種仕組み(システム)の構築であり、それが社長・
リーダーの仕事である。
社員が生き生きと働き、自主的に行動する組織作り⇒「働き方改革」
2.選択理論を学ぶ私たちが進めたい組織作りとは
①社員の欲求が満たされる組織作り
基本的欲求の5つが満たされること
②理念・ビジョン実現に向かって組織が動く仕組み作り
会社の上質世界と個人の上質世界がリンクしていること
3.組織作りを具体的に言うと
①価値観の共有が深まる仕組み ②互いを認め合うシステム
③みんなの意見が飛び交う会議の仕組み ④常に改善が自主的に行われる仕組み
⑤互いの足らずを補佐し合いながら仕事を進める仕組み
⑥気持ちよく仕事が始まるシステム ⑦何でも話しやすい風土
【実践報告より】
■アイネットシステム株式会社 丹生谷 徹氏
進めるうえで色々課題はあったが特に①メンバーが固定化できないこと。
②「思い」を「言葉」に表現することの難しさであった。
クレドは社員が自主的、主体的に進めるもの、社長は一切口出しをしてはならない。
それを辛抱強く待つ事が私の課題でもあった。
クレドは価値観を共有する道具であり、共通の物差しである。
■株式会社山田車輌 山田 克浩氏
・ビジョンマップを作成した後、感じたことは
①上質世界(ビジョン)が鮮明になる。②実現に向けての実践行動がより鮮明になる。
③全社で推進することで一体感が強くなる。④他人事ではなく自分事として捉える人
が増える。⑤良い熱感がすぐに伝わる。⑥課題・問題点は常に発生する。
・働いて幸せになる組織とは
社員も会社も幸せになる→社員と会社の幸せの追求=皆が働いて幸せになる制度設計
仕事・・・ワクワク楽しい、少ないストレス
職場・・・公平な評価と業務プロセス
人間関係・・・信頼できる上司・チーム・同僚、協力できる関係
社長が「こうありたいと願っていれば売り上げはついてくる」
2025年に向けての成長ロードマップを作成し、経常利益100億円を目指しています。
【事業部長より】
参加された方々に色々な気づきをもって頂けたのではないかと感じています。
今日、気づかれたことの1つを「決め」て「行動」に移して頂けることを願っております。
皆さまの描く「組織作り」の実現に向けて、これから組織作り研究事業部として勉強会や
情報提供の場を考えておりますので、今後ともよろしくお願い致します。 以上